地下深く、圧力がかかって高温になった岩石はマグマとなる。
それが冷えて固まる時に純度が上がり、結晶化したものが鉱物。
悩んで悩んで悩んできたのは、この鉱物の結晶化と同じ過程。
”悩む”という事は、悩みの”持ち主”がそれだけ丁寧に扱っているという事。
結晶化して宝石となったエッセンスを、今こそ受け取ろう。
就職活動の悩み・・・
人間関係についての悩み・・・
イノベーティブな発想についての悩み・・・
アーティスティックなコンセプトについての悩み・・・
自分が深く悩んでいたのなら、宝石を取り出せる可能性がある。
Introduction
“悩み”というのは、その人が本来持つ“力”の出力が不都合な方向に出てしまっている“証”。
これは“盟友”や“精霊”の仕業(しわざ)。
なぜ、精霊たちは、そのような事態を引き起こすのか?
精霊たちは、その“存在”を知ってもらいたくて、“わざわざ”私たちにとって都合の悪い事を場に引き起こす。
その力が強ければ強いほど、その“力”が反転した時、膨大なエネルギーの“力(宝)”を得る事になる。
その“宝(力)”の価値や質が重要でありそれを知らせるために「悩み」は出現しているだけだとも考えられる。
今回の合宿は、出現した「悩み」という原石から抽出される“宝石(力)”を
一緒に見つけ出し、その“価値”を見出す時間。
この宝石を作るために悩んできたあなたがその”意味”を読み取ることで、
これが何の結晶なのかがわかり、価値が生まれるのだ。
自分とは違う他者が存在することで、Conflictが生まれる。
だが、自分を取り巻く他者の存在がないかぎり、自分を認識することはできない。
ここでいう“存在”とは、自分以外の“人”だけでなく動物やモノ、光や影など、自分以外のこの世界にあるあらゆるものすべての事を指している。
もし、この世界に“私”だけしか存在しなかったら…
光がなかったら…
「私がここにいる」という事をどのようにして知ることができるだろうか?
世界のあらゆるものがあり、それを見て触って、感じる事で初めて”私がいる”という事を知ることができるのだ。
宇宙は自分を知ろうとして“自己照射”をしている。
ビッグバン以降、多様化し分離が生まれているようだが、自分で自分の尻尾をみて、他者だと思っているようなものだ。
景色を見て「美しい」と思う心を感じた時、それは“わたし”、自己を感じているのだ。
他者と関わった時、苦しくなったり、辛くなったり、SNSを見て「モヤモヤ」したり…
他者を見ているようで、実は“わたし”を見ているのだ(”自己”を確認している)。
この絵はアメリカの物理学者“ジョン・ホイーラー”の「宇宙の反射的でメタ認知的な性質を説明する試み」の図。
宇宙を“U”で表し、自分の目で自分の“尻尾”を見ているという図だ。
ジョン・ホイーラーは「量子力学の観測者問題」を考察していた学者。
他者を見ているようで“わたし(の尻尾)”を見ているだけで、(目である)わたしが感じたことが、尻尾に伝わってしまう。これが、観測することが、世界に影響を与え、世界が変化していく仕組みだ。
観測しよう、
意識を向けよう、
自分の人生のために、
世界の変容のために。
初日は、目に入ったちょっとした違和感(flirt“フラート”)やライトな悩みから、宝石を見つけ出す練習を始めよう。
コツは、ほんの少し自分が「聖なる愚か者」になった気分になること。
大きい違和感や大きい悩み、そこに含まれる宝は、小さい違和感や小さい悩みの結晶が大きくなったもので、構造は同じ。フラクタルなのだ。
悩みの中の宝を見出すとき、意識とはなにかの確信が現れる。
悩みに意識を向けるだけでプロセスが変化する宇宙の摂理を実感し、葛藤(Conflict)を扱おう。
悩みに対するナナメのアプローチのコツをつかむ。
小さい違和感で得たヒントは、人生全体の意味を指し示す。大きな悩みで得たヒントは、日々の小さな喜びを生む。
子どもの頃に見た夢も、人生最後の日のダンスも、テーマは同じ。それは、宇宙がそこを知りたかったから。
宇宙の自己照射なのだ。
私達はどこかから呼ばれ(Calling)、そのせいで、どこかを歩かされる(こころのある道)。
もう既に始まっている人生を、意図を持って生きるコツをつかもう。
悩み:プロジェクトが順調ではない感じがする。
これでいいのかな?
どんなプロジェクトも、最初から透明性のある計画でさらさらと進むものではない。
見通しがつかず、偏りがあり、ダマがあるような不格好なもの。だが、進むにつれて、見通しがついてきたり、軽やかさが出てくるものだ。
最初から、全てを通せるような状態ではないのが当たり前なので、ダマダマのあるまま、開始すれば良いのだ。
見通せるようになってから始めるものではない。
見通せないからといって始めない理由にならない。
3daysオンライン合宿が、9月のシルバーウィークより毎月開催予定(計5回)。
お好きなタイミングや、時間に余裕のある日程を選んで、お申込みください。
Flow to attend
パーソナルセッションの日程を 確認・予約します。 ※下記のリンクからご都合の良い日時を申し込みフォームにてお知らせください
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膝の上に猫がいるオンライン対話ファシリテーター。
オープンで温かく、でも甘やかさないスタイルで身体性を鍛えるファシリテーション・トレーナー。
ファシリテーションを、つくば市民大学とコミュニティファシリテーション研究所で学んだ後は、独学で実践してきたため、得意な訓練方法は「やってみれば?」」
中国の南開大学で修士学位を取得。東洋思想や文化人類学を研究対象として「萃点探究」と名付け在野で研究を続け、それぞれの人が世界をどのように捉えているか(環世界)を、感性とロジックでつかみ、世界で起きる“出来事”の「種」と「カラクリ」を究明する手法を、ファシリテーションに役立てている。
事象に鋭く切り込むが、外見はモフモフ。オンラインで読書会を継続的に開催中。
日常的に常に起きている“少しだけ違和感”や“モヤモヤ”の残るような出来事を振り返り、「なにが起きているのか?」を探る実践型 “野良”ファシリテーター/不要不急人。
2010年、NLPを学びwebマーケティングに活かす事を試みるが、「自分の正解ではなく、世の中の正解に寄せていく“マスマーケティング”」に一抹の疑問を感じ、前線から離脱。
2017年、あるオンライン講座への参加をきっかけに、活動を“外発的動機”から“内発的動機”へ、働き方を“リアル”から“オンライン”へパラダイムシフト。2021年、長年“本棚の肥やし”になっていたアーノルド・ミンデル著「シャーマンズ・ボディ」の読書会をサクサクと共に主催(現在不定期で出没)。
「ファシリーテーターが何なのか?」がわからないまま知らないうちに「ファシリテーターの世界」にどっぷりと浸かる。
人が辿ってきた人生(ルート)を追い、その人の軌跡・痕跡を可視化し、肩書きで固定されてしまう“単一方向の自分”ではなく、“その人の全部を表わす何か?”を表現する事のできる「エスノグラフィー(トラジェクトリー)型プロフィール」を研究中。
Recommendation
生命体の可能性が花開くことを願うフリーの社会活動家。デジタルファシリテータ。
非暴力アナキスト。『ZOOMオンライン革命!』、『Miro革命–ビジュアルコミュニケーションによる新しい共創のカタチ』、『出現する参加型社会』著者。
私たちは、様々なことを「書籍」から学んでいる。書籍の中で行われていることは「言葉」を用いた説明や表現である。
書籍の中の「言葉」は、私たちが身体を通して経験している何かのことについて語られているのだ。
「机」とか「パソコン」とかなら、形や大きさ、型番など、それぞれが違うものを思い浮かべるかもしれないが、語られていることの概要を理解できるだろう。しかし、心の内奥に生じる経験について指し示している「言葉」ならどうだろうか?
もしかしたら、自分が経験したことのないもののことを指し示しているのかもしれないし、経験しているものだとしても、どれのことだか特定できないかもしれない。
プロセスワークの創始者、アーノルド・ミンデルの言葉は、そのようなもので溢れている。だから、最初は、何のことを言っているのかが分からないと感じる人も多いだろう。
例を挙げたり、ワークをやってみて「その体験のことだよ」と伝えてくれたりするガイド役がいることで、書籍に書いていることと、自分の体験世界との対応関係が見えてくる。
サクサクさんとアイミーさんは、ミンデルや熊楠、東洋哲学などで語られる言葉と、一人ひとりの体験世界との間に橋を架ける場創りを実践し続けてきた。
「立脚点の移動」オンライン合宿では、2人が、ミンデルの『シャーマンズボディ』で語られている言葉と、参加者のあなたとの間に橋を架けるガイド役になり、ミンデルの世界へ誘ってくれるだろう。